低金利ローン比較、数字の落とし穴に注意

「低金利」の文字に惹かれ、安易にローンを組むのは危険。表面金利の低さだけでなく、総支払額や諸費用を比較しないと、思わぬ損をすることも。賢くローンを選ぶポイントを解説。

1. 実質年率(APR)で比較する
「表面金利」は諸経費を含まないため実際より低く見えがち。実質年率は保証料や手数料を含んだ本当のコスト。ローン比較は実質年率で行うのが鉄則。

2. 総支払額のシミュレーション必須
金利が0.1%違うだけで、総支払額は数万円~数十万円変わる。各金融機関のWebサイトにある返済シミュレーターで、必ず総支払額を確認。

3. 固定金利と変動金利の特徴を知る
変動金利は低金利だが、金利上昇リスク有。固定金利は金利変動の影響を受けない安心感。今後の金利動向を考え、自分が安心できる方を。

4. 保証料や事務手数料などの「諸経費」
「金利は低いが、保証料が高い」というケースも。これらの諸経費はローン総額に上乗せ。実質年率に反映されているか確認。

ローンは長い付き合い。少しの手間をかけて比較検討することが、結果的に大きな節約と安心につながります。

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